といっても医療過誤で訴えられた訳ではありません。 弁護士と話すのは初めてのこと、ちょっと緊張しました。 話題はビザについて。戦略的思考に欠けていたせいでJ1ビザという、外人医師に忌み嫌われるビザで米国にいます。これがあると、様々な制約がある。…

卒業一年前にあたる7月1日には決まっていたのですが、大学院があったり、お世話になった人にいろいろと話していたりと、ばたばたしていました。 4,5,6月とかなり真剣に悩みました。 結論は、EMNetという救急の多施設研究ネットワークの臨床研究フェローをや…

日本ならば春ですが、 こちらでは夏頃が、出会いと別れの季節になります。レジデントは６月末で卒業。7月にはフレッシュな研修医で病院がにぎわいます。 大学院も９月から授業開始。そろそろオリエンテーションが始まるようです。 S先生も、2年間のシミュレ…

最近、面白い人と会う機会が増えて恵まれています。 うちのボスのWallsが、研究者としての顔を広げてこいと、（ムリヤリ？）人を紹介してくれます。成人教育？ それがTom Leeとかで、レジデント相手では１対１で時間を取ってもらえない病院トップ陣なのでと…

うちの病院が200歳になったようです。ということでクッキー？美味しくなさそう。。。 今年は記念なので、新病棟が建ったりといろいろあります。 7月にはEDも新しく（大きく）なります。ブリガムもチャーリーという新しいポッドができて大きくなる。 間違いな…

ひさしぶりの休日。 突然のお呼びがかかり、Bostonの寿司屋へ。 念願の二家族でのSushi Dinnerが実現しました。 この人がいなければ僕はボストンにいなかった。レジデンシーの間も自らメンターとして名乗り出て、仕事、研究、生活、将来の悩みにいつも相談に…

計60ページにわたるグラントをやっと提出。 5Kしか貰えないのですが、書類だけはNIH様式で出せとのこと。 グラントを書くことが以下に辛いかが判りました。これ、本当に大変。。。 まる1-2ヶ月はこれにエネルギーを消費してしまいました。時給にしたら悲しい…

週末夜勤が終了。 こちらの勤務で体がなまっています。 とはいえ週末夜勤12時間x4というのはけっこうきます。 ただ夜勤は一番のシニア(頼りない？)として、Observation unitも、外傷リーダーも,EDフローをみたりと責任が多くて好きです。日勤よりずっと楽し…

ボルチモアより旧友のShinがボストンへ。 ３年以来の企画が実りました。 外科と救急と分野は違っても、ガイジンレジデントとして苦しむところ、シニアになってぶち当たる壁は同じなんだなーと痛感。 なにはともあれ、もてなすこちらも素晴らしい気分転換とな…

the Mountの月です。一年に一ヶ月は市中病院のシフトに入ります。 患者さんの平均年齢はおそらく over 80。。。ある意味コモンな(英語ではbread and butterといいますね)疾患を持つ患者さんが多いということですが。。。 今日は大当たりでした。 A. 顔と両手…

はなかなか面白いものでした。 M&Mはいつも身が引き締まる思いをしますが、その他にも。まずは小児発熱のBoston ruleをつくったDr. Baskinによる発熱の講義。 毎年お約束ですが、作った本人から聞くというのは、いろいろな意味で勉強になります。一緒に働い…

救急外来の電子トラックシステム。 患者さんの主訴が出てきます。だいたいはChest pain, Abdominal pain, Back painなど普通ですが、 こんなことも、 "Euro"-genic Fever どうやらNeutropenic feverのまちがい。"Urogenic"というのもありました "Hot and Low…

ひさしぶりのブリガムシフト。 なぜか5~6ヶ月も空いていました。不思議なものです。 いない間に改装工事も完了。随分と大きくなり規模としてはMGHとほぼ同じ感じになったようです。 そのせいで患者さんが増加。夜勤はattending一人、3年目(ぼく)＋2年目一人…

臨床復帰して4週間。だいぶ勘が戻ってきました。 やはりシニアレジデントは面白い。任せられることも多く、少しずつ信頼されている？ Acuteシフトが多いのでSickな患者を多く見るため、毎日伸びる感じがあります。どこまでもABC。そしてDetailを逃さないよう…

昨日のMGH救急はがらがら。 こんなの初めてです。日曜日は比較的すいているのですが、それでも日中のAcuteエリアに患者さんが3人。。。 と思ったら、昨日はNFLの開幕日！ 週末の12時間シフトはつらいものですが、おかげで乗り切れました。NFLありがとう。

大学院の試験も目前ですが、息抜きにジャーナルクラブへ。 わがHEAMR(レジデンシープログラムの名前)では毎月Journal clubを開催。 病院の近くのレストランで、お酒を飲みながら、議論。めちゃめちゃ頭のよいJay, Danny, Joshなどが指導医として来てくれるの…

今日は久しぶりに働きました。 というのも、同僚にfamily emergencyがあったとこと。ピンチヒッターとしての登場。 学生気分から一転。働くというのは全然違います。体が動かないかと心配していたのですが、それは大丈夫。だいぶ救急が体に染み付いてきた？…

週末が来るとほっとします。毎日嵐のような授業、復習と予習に追われる放課後。6週間に詰め込んだサマーコースはかなり忙しい。 とはいってもストレスフルな救急外来で働くよりはずーと楽。プレッシャーもストレスもすっと少なく、のびのび？勉強できるのは…

ジュニアレジデントの仕事もあと2回でおしまい。 救急レジデンシーも折り返し点。 凄く長かったような、速く時が過ぎたような。ここからはあっという間なのでしょう。 キツい合宿も半分過ぎると、あとはすぐですからね（こんな比較が妥当なのか？）。 14年の…

が経ちました。２年前の6月5日。希望というより不安でいっぱいだった。 まだ家も決まってなくて、MGHとなりのHoliday Inn→Back Bayのホテル→ブルックラインの高齢者用グループホーム？みたいなところの一室をトランクをかついで転々と。Social Security Numb…

をやっています。といってもなんのことやらわかりませんね。 実はMGHのTraumaローテーション。 昨年までは救急に常駐する外科レジデントにくっついて外傷から腹痛まで診る、外科医とずーと一緒に働く、と悪評たかいローテーション。今年からはなぜかFast tra…

Bostonmed。 全米3大ネットワークのABCがボストンの３病院 (ブリガム、MGH、チルドレンズ)と僕の働く病院たちを密着取材したドキュメンタリー。 たしか1時間を8回です。昔あったABCの"Hopkins"の続編でしょう。 ちょうど去年の5月頃、救急外来につねにテレビ…

どうでもいい話ですが、カフェテリア。 夜9時にレジデント対象に、無料の夕食(残飯という話もある)がでます。 これを苦もなく食べれるようになった僕。味覚がアメリカに染まり堕落した証拠ですね。 それはいいとして、このカフェテリアのディナー。中心の通…

の月です。 といっても何のことやらですね。 MGHの救急部には整形外科シニアレジデントが24時間へばりつき、四肢、脊椎、手の外傷コンサルトに対応してくれています。いつもそれに甘えてしまっているため、どうしても整形力がつかない。 というわけで、2年め…

昨日は、4年めレジデントのお披露目の日。 もうすぐ卒業の彼らが、今までの研究成果をまとめて発表する日です。ここのレジデントとなる人もアカデミック志向が高いpopulationなので気合いが入っています。司会として、JEMのeditor、Steve Haydenが来てくれま…

今日はカンファレンスの日。本当は休日なんだけど。。。 今日は珍しく救急主催のNEJMのCPC。いわゆるCase Record from MGHというやつですね。内科や神経内科主催が多く、救急主催となるのは年に1-2回。今日はかなりマニアックな中毒症例でした。 近いうちに…

インサービス試験の結果が帰ってきました。レジデンシーで行われる年一回の全国共通試験ですね。 結果は良かったのですが、なんでこんなものを毎年やるのか疑問です。 忙しい研修中に半日つぶして、いわゆる全国模試ですよね。幸運にも僕のプログラムでは結…

最近、臨床でのフィードバックが良くなってきたようです。 研究も勉強も大事ですが、レジデント／臨床医としてはここが一番大事だからとても嬉しい。 New Innovationという企業ベースの評価システム／労働時間管理システムをBWH/MGHでは使っています。手技の…

やっと来月の予定が決まった。 救急整形外科＋Jeopardy (同僚が休んだ場合の代打)の月です。 救急に張り付いている整形外科コンサルトとずっと働くということでかなりhigh-yieldと評判。 しかも自分の好きな時間に働けます。最高ですね。自由も利くので、Vis…

ひさしぶりにボストンこども病院に戻ってきました。今月はMGHとChildren's を交代で回るシフト。小児病院を一ヶ月まとめて回るよりも、こうして通年で少しずつやる方が、季節性のある疾患をいろいろ勉強できます。夏の外傷、胃腸炎、冬のインフル、細気管支…