ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

I can't wait!

そして2週間がたちました。内科もあと2週間。つぎのMGH ERが待ち遠しい。

まえの更新からもう一週間なんだね。早いような。。。
ようやく内科ローテーションに慣れてきました。なにって雑用をこなすのが速くなりました。


アメリカの研修も本当に雑用が多い!これは一つの驚きです。もっと臨床に集中できるかと思っていたのですが、やはりそうは甘くないようです。とにかく回転が速いので(平均3−5日)、そのしわ寄せは、われわれ総合内科、そして下っ端インターンに来ます。日本もアメリカも変わりませんん。逆にこっちはソーシャルワーク的な仕事、それに事務系がうまく進まないことによるreconfirmの仕事が多い気がします。今日は3時間くらいあちこちに電話してたような。しかし回転が速いだけに多くの患者をみることができます。どうしても浅くしか診れなくなりますが、いまのアテンディングは教育熱心なので、そこから何かしらのトピックを見つけようと努力しています。


総合内科に限って、そして僕がこの2週間で気づいた日米の違い、それはやはり、history takingをしっかりとり鑑別を広く考えている、ということにつきるようです。それを除けばあまり違いはないかもしれません。僕が気づいてないだけかも。。ただし2年め以降のレジデントはよくできます。僕は自信をなくしました。


今週の戦績:入院患者一人(Acute Werniche?)に逃亡される。あんなにataxicなのに点滴つながったまま、家に帰ってしまったようです。リハビリ先のベッドが空かなかったこともありますが、僕がもう少し信頼関係を築ければよかったのでしょう。


明日は2週間ぶりの休み。新居に引っ越します。
いままではボストンの隣のBrookline(ケネディの出身地、すこしハイソでいいところ)のマンスリーマンションでした。明日からはしばらくすむことになるアパートメントに行きます。場所はFenway! Redsoxの球場も近いですが(渋滞が大変みたい)、Brigham/Children'sには徒歩圏内です。


さあ、来週は
1、雑用ばかりでなく、しっかり患者を診る!そして考える!
3、引き続きプレゼン。。
4、逃げない!

当たり前のことだよね。