ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

Traumaシフト

今日は、洗礼をうけてきました。


ここの研修でもっともCrazyと言われるAcute Trauma。MGHのEDはいくつかにわかれています。
重症順にAcute Trauma > Urgent A,B > Fast track。その他にもPed ED(二年めからまわる)もあるようです。


でも楽しく働けた一日でした。Fast trackは軽症患者さんが多すぎて、捌くのが大事な仕事になるけども、Acute traumaはやっぱりしっかり診ないと。僕の診た患者はほとんど入院になりました。BOOP with Pneumonia, C. diff colitis, CHF exacerbation 2/2 GI bleeding, Chest pain X2, CO exposure requiring HBO. 重症度では言われていたほどのものではなかったかもしれません。(今日だけかな?)僕が研修した救急センターは神奈川西部ー静岡東部をみる3次だったので、重症患者さんはかなりいました。ただしここは忙しい。数もそこそこ来ますが、カバーしている医者が少ない。というわけで密度は濃いです。


しかし僕はシステムが何も分かってないので、時間がかかってしょうがありません。シニアレジデントの3分の1もみれていないと思います。勉強勉強。そして、どうしたら伸びるのだろう。この忙しい現場では、内科のようにディスカッションを通して学ぶという要素は少ないでしょう。患者さんをしっかり診て、家帰ったら復習して、週に一度のカンファで系統だって学ぶ、というのがいい流れかな。