ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

空白を獲得する

Fast trackの夜勤がおわりました。午後7時から12時間。

夜1時からはこのエリアにはattendingがいません。そう、ナースと僕のシングルカバー。まあ何かあればacute traumaにいるアテンディングをよべます。ボストン軽症の責任を一人で背負うつもりでいったのですが、その時間帯は患者さんが4人くらいしかいませんでした。ラッキーだったような、期待はずれのような。。。暇なのより、忙しいのが好きです。


夜勤明けから2連休です。といっても奥さんは一時帰国中。とくにやることはありません。銀行いったり、電気通す手続きしたりで一日はあけてしまいます。


このごろちゃんと走ってます。僕はいつも仕事のことで頭が一杯になって、ストレスを抱え込むのですが、走るのはいいです。その時間は頭が空っぽ。村上春樹が書いているように、空白を得るために走る、というのは妥当な表現ですね。今日は対岸のケンブリッジ市、チャールズリバー沿いを走り帰ってきました。途中、うちの近くにはRed Soxの球場があるのですが、金曜日のナイターということでみんな楽しそう。家族連れで、これからという雰囲気を醸し出しているのをみると、こちらまでいい気分がします。試合の日の渋滞には困りますが、Fenwayにすむのも悪くないです。

さあ、明日も走ろう!