ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

academic track

今日のカンファはMayoからのvisiting professorでした。


まだ40くらいの女性ですが、救急の研究部門の教授のようです。academicなcareerについての話でした。
先週のシンシナティに次いでacademic系ですね。うちのチェアマンのWallsはレジデントをどんどんそっちの方向に連れて行きたいようです。


いろいろな意味で刺激になった講義でした。なかでもその人が今の仕事を愛しているのが印象的でした。今は沢山の論文を書いている人ですが、レジデント時代は課題の研究を一つのみ。junior facultyになってから一人で手探りで始めたようです。始まりはN=80のチャートレビューから。なんだか勇気づけれます。他にも、
ー始まりは小さくていい。clinical imageでもよし。
ーメンターを見つける
ーsenior facultyはやる気のある若手を教えたいもの。彼らは執筆の機会が有り余っているので、求めればレジデントにいくらでもまわってくる。

などなど良い話を聞けました。忙しくてそれどころではありませんが、ぼちぼち何かやろうかと思っているところです。