ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

再びFleisher

今日もDr Fleisherとのシフト。彼は教授かつチェアマン(かつ爺さん)なのに、週に2回はシフトをちゃんとやってます。尊敬します。


このチルドレンズで働いていると、古典となっている論文の人がぞろぞろ出てきます。小児発熱のBaskin, Fleisher、頭部外傷のSchutzmanなどなど。僕のプログラムのBWH/MGHは救急では後発ですので、かないません。やはりadultの救急ではデンバーシンシナティなどが未だに強いですよね。これから盛り上げていきたいものです。


今日は発熱について。
2-3ヶ月以下の発熱には、沖縄時代に習ったPhiladelphia+Boston Criteriaの合体版を個人的に使っていました(基本的にはPhillyを使い、退院できる児にはCeftriaxoneを一発)。実際には米国ではRochester Criteriaが主流なようです。やはりCommunity Hospitalでは腰椎穿刺をしなくてすむのがお手軽、という理由なようです。Tapしなくていいの?と普通に疑問に思いますし、感度92%とやはり少し落ちます。ここでは勿論Boston Criteria使ってます。時々Phillyとの微妙な違いに戸惑いますが、大差はありませんね。


小児救急もあと一日。これでインターン生活も3/4終了!