ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

ページ174

外傷外科/クッシングサービスが忙しくなってきました。


やはり暖かくなってきて外傷は増え、なぜか壊死性筋膜炎も増えています。necrotizing fasciitisを3件も抱えています(そのうち一例はnec fascと思いきやpyoderma gangrenosumだったという興味深いもの。その鑑別を思いついたうちのチーフはすごい)。。。ICUをふくめ20人のサービス。なかなかの忙しさです。


土曜の当直は一般外科病棟も一人でカバーしなければいけません。あとで数えてみると24時間でページの数がなんと 174件!8人を退院させても6人を入院。早朝5時に3人一気に外傷の入院が来ると、それこそtraumaticな体験です。その間にオペに2件は入り、救急のcode traumaも呼ばれます。救急外来も忙しいですが外科は異常です。もちろん全てのページに答えることはできませんから、ナースに怒られます。
満月の日は外傷が増え、ある日はお年寄りがみんなして転倒してきます。面白いものです。


僕の親友Sはアメリカで外科インターンを終えようとしていますが、すごいですね。尊敬です。