ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

今日のM&M。

実は自分が関わった初めての症例。M&Mなので残念ながら公表はできません。
プライマリーのレジデントでは無かったのですが、サインアウトの悪さ、ペーパーワークの不備が目立った。我ながらとっても反省。


M&Mは個人を責めるものではなく、システムエラーと認知エラーを探すのが目的。とはいっても、必ず責任の所在と、それに伴う個人攻撃というのは生じやすいものです。今回の症例は、医学的にも、法医学的にも難しく、さらにあらゆるバイアスが絡まった、ある意味素晴らしいM&M症例でした。


俎板の上の鯉、とは今日の僕のことでした。うーん。やっぱり臨床は一瞬も気が抜けない、ということを身をもって学びました。。。
こっちに来て打たれ強くなった気がします。へこたれないぞー。