ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

TMDU来る

Vacation中に某医科歯科大学の先生方とお会いする機会がありました。


この大学はHarvardと教育のプログラムを組んでいて、毎年20人近くの人を1,2週間みっちり教育合宿するという画期的な試みをしています。もうこれでたしか10年くらい、多くの人を送り込み(すごくお金もかけている)、大学病院における卒前卒後教育を改善しようとしています。やはり大きく変わっているようですね。初期研修人気No1というのもその成果なのでしょうか。

去年もこのプログラムの一環として救急部のO教授がいらっしゃっていましたね。僕はその先生の偉さを全く知らなかったのですが(あのオペの前立ちしたのですね。大変失礼致しました)すばらしい機会を与えてもらえました。


今回は僕はSimulationのお手伝い。たかがresidentの分際でfellowのS先生にくっつき日本語のSessionをさせてもらいました。某医科歯科の先生方にもsimulationの面白さ、応用性を体で理解してもらえたのが成果です。非常に好評でした。Simulationは多くの可能性を持つとともに、日本で持続可能なシステムとして機能していくには多くの障壁もあります。そんな議論もできて非常に有意義な一日。
Simulation教育ってホントに面白い。本気でフェローを考えています。


医科歯科の先生、ありがとうございました。