ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

the Mount

マウントアーバン病院のシフトが始まりました。


僕のプログラムでは1年めから3年めまでは年に1ヶ月ずつ、この市中病院をローテーションすることになります。
4年めでも回ってもいいと思うのですが、なぜかやらないのですね。


場所はチャールズ河を渡った対岸、本学の近くにあります。
ハーバード医学部は大学病院を持たないぶん、何カ所もの教育病院をもっています。ブリガム、MGH、ボストン小児を代表して、他にはBI Deaconess,, 精神科のMcLean、リハビリのSpaulding、コミュニティー病院的な位置づけなMt. Auburn病院などなど。Mt. Auburnはあまり大きくはないですが独自の内科、外科(それからなぜか放射線科)レジデンシーを持ってます。ガイジンレジデントが多い印象があります。


その患者層はちょっと日本的。平均年齢26歳といわれるボストンエリアのなかでも、ここに来る患者さんは80-100歳の人ばかり。今日は救急車搬送をとにかく診まくるシフトでしたが、きっと平均年齢80歳以上、20人近く診て全例入院となりました。BrighamやMGHより重症か?というより高齢だから帰せません。


暖かくなってきたので、河沿いの自転車通勤が気持ちよいです。出てきた腹を引っ込めるには最適!