ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

ATLS第一日 (ボストンレストランウィーク)

うーん。やはりレジデント2年めで受けるにはちょっと物足りない内容でした。

とはいっても、コースのお昼休みはしっかり1時間以上あったので、奥さんのラボの仲間達(外科レジデント+リサーチフェロー)とのランチへ飛び入り参加。本来なら休みのはずだから、少しは楽しまないと。

この2週間はボストン・レストラン・ウィーク。ボストンの多くのレストランが参加して、固定メニューだけども、かなりリーズナブルな料金設定。レジデントの家計にはチャンス!MGHの隣のLiberty HotelのClinkというお店へ行きました。ここはつい近年までサフォーク郡の監獄だったそうです。それを改装して、結構なホテルになっています。Clinkという語源も"in the clink"=「牢屋のなか」というスラングから来ているそうな。http://www.libertyhotel.com/food_and_drink/index.html

なかなかでした。


そうそうATLS。JATECとそんなに中身は変わりません。何もわかっていない時にJATECを受けたせいもあるのか、JATECがとってもよかった印象。Primary / Secondary Surveyを身につける意味で、救急を担うお医者さん(救急医にかぎらず)にはJATECはホントにオススメです。その概念なしに外傷初療はありえない。JATECは開催日が少なくて、予約してもなかなか参加できないのがもったいないですよね。


一方、救急レジデント2年めにはATLSは少しもの足りません。1年めで受けるべきですね。ただ明日はSheep labで、カットダウン、Crico, 開胸など、練習不足の分野に集中できるのが楽しみです。