ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

歯車の

明日は医学部によるMGHのレビュー。
レジデントの一人としてインタビューに参加。ということで、レビューに望むにあたって渡された資料を今焦って読んでいます。メンターに「正直になんでも話していいぞって」会う度に言われるのが、プレッシャーになります。彼の意気込みが伝わってくる。
なんと175ページ! もあるのですけど、けっこう面白いものです。レジデント一兵卒として働いていると見えてこないこともいろいろと。勉強になります。


まあ紙の資料ですから物事の一面しか表していませんし、MGH発の資料ですからバイアスもありますが、ファクトを並べてみると見えてくるものもあります。公表できるものだと:


MGHは1811年創立
現在907床
レベル1 成人/小児外傷センター、熱傷センター、STEMIセンター、脳卒中センター
2009年度入院数は約48,000入院 (一日約130入院)
そのうち23,000はわれわれ救急からの入院。これはすごい。
140万人の外来/救急患者
救急患者は9万人
リサーチ費用は6億ドル以上


MGHはブリガムと共同合併してできたPartnersヘルスケアという巨大医療コングロマットの一部ですが、そこで働く
プライマリーケア医師 1,000人
スペシャリスト 3,500人
とのこと。


僕はその歯車の小さな歯ですな。