ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

3/11 震災当日

MAMPシフト。レジデントになって以来はじめて寝坊した。なんでだろう。
仕事中12時過ぎにwifeよりニュースを聞く。そこまで悪いものだとは思っていなかった。
仕事場で会ったS先生とも話したが、まずは楽観的。シフトもあるし帰れないよねと。
帰ってCNNをみると大変なことになっていることにいまさらながら気付く。Alisa先生から、日本に行きたいならコーディネイトしてくれるとのページが。それがなければ、一人で被災地に行くことはできない。一人でのボランティアは自らが part of problemとなってしまう可能性がある。


前線にいけなくとも、後方基地で人不足になったERの援助でもできればと思い日本に行くことにした。WifeはしぶしぶながらGoサインをだしてくれた。ありがとう。
Program DirectorのEricとメンターのDr. Brownもオッケーと。シフトカバーが見つからないうちは、MGH救急部のファンドでカバーしてくれるとのこと。本当にありがたいことだ。何かあれば彼らも責任を追うことになるので、できるだけkeep them postedすることを自らに約束。


S先生と同じ飛行機チケットもとる。一緒に行く先輩がいるのは心強い限り。ただし、何処にどのように行くかはわからず。まずは日本に行き、実家で一泊かなんて楽観的(ここで寝袋やバックなどを得るつもりだったが、それがかなわず。避難所でのQOLにひびいた。反省点:準備は万端に)。