ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

3/17 主力となる

夜勤明けは、市民病院で開かれる医療者ミーティングに参加。参加者は10人程度と少ないが、goal directedで素晴らしい会議。手薄な地域、透析を行えない患者の県外移送などのプランを練る。透析施設も所々で失われ、さらにガソリン不足のため市民病院まで運べないのだ。


そこで盟友、萩原祐亮先生に会う。こんなところで会うなんて。。。いたるところで僕らの人生は交叉するみたい。かれは白髭会病院に参加、市民病院のコマンド(東京近郊の一般病院の院長先生)直下に入り、活躍しているようだ。再会を祝したいところだが、お互い忙しく仕事に戻る


ロジの活躍により本部より送られてきた薬品リストも充実してきた。カルテの仕分け、再診リスト、薬剤の在庫表など、システム化を進める。このような災害医療では、限られたリソースと刻々と変わる状況の中で、(準備も大事だけど)、自らシステムを作って行くことが大事になる。


今日で同じチームであった医師がほとんど抜けることに。結成2-3日のチームなのだが、もう古い戦友のような気がする。濃いコミニケーションなんだな。世界のどこかで再会することを約束。

われわれチームボストンが中心となることとなった。アラバマから、NPの薫さんが参加。2人の子持ちの明るいNPだ。これでボストンカレッジのNPであるNaokoさんを含め、チームアメリカは5人となった。力強い。僕は3-11時勤務であったが、患者は少なめ。