ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

3/22 日常へ

今、ボストンへの機上でこれを書いている。
自分ができたことなんてとても小さかったと思う。しかしそれ以上の多くのことを学んだ。経験したくても経験できない方もいるはずだ。僕は好運だった。だから、この経験を多くの人と共有したいと思う。


僕の友人やResidencyの連中は僕のことを褒めてくれる。でも、本当の英雄はよそ者の僕らではなくて、災害医療に時間と労力をそそいで準備してきたTMAT, DMATや日赤といった組織であり、現地で働く医療スタッフであり、被災地への人的派遣で手薄になった病院を守る医療スタッフであり、そして何より力を合わせて前を見る被災者だ。


この1週間は多くの方にお世話になりました。快く送り出してくれたレジデンシー、MGHのDr Brown、チームのメンバー、Alisa先生、TMATと徳洲会の先生方とくにS先生、それからやっぱり奥さんですね。