ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

大学院再開

忙しくしている間にだいぶ空いてしまいました。
何やってたんだろう。

相変わらず論文ばかり書いていた気がします。ちょっとだけ就職活動の真似事もしていました。それから、無事レジデントも3年終わり、あとは最終学年を残すのみ。その緊張感もなく、大学院2度めの夏がやってきました。


ストレスゼロ、勉強し放題のありがたい環境です。そのまま給料も貰えるし。ホントに幸せです。


来年の夏を終えれば卒業できてしまうので、あっという間です。こんなんで学位貰っていいのかわかりません。特に夏の講義はMPH大量生産という感じがして学生の質も玉石混合です。終わってからが本当のスタート地点ですね。僕は卒業後も臨床疫学中心に授業をとり続ける予定です。


今年はフルで単位をとっていますが、そんなにキツくはありません。Summer 1は応用疫学2コマと社会疫学。どちらも面白い。前者はかなりpracticalですし、後者の先生は授業が上手く、内容も滞米生活での経験したことに理論的背景を与えてくれるから興味深い。授業は入門編で薄めの内容ですが、社会疫学に興味のある人は以下の教科書もオススメです。すでに社会疫学の古典、と言われているそうです。

Social Epidemiology

Social Epidemiology