ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

IRB備忘録

今日のClinical trialの授業はよかった。

IRBの人が来てくれて、そのプロセスと対策。
まずは言葉の定義から。Research、Human subject researchとは何か。もちろん倫理委員会の定義ですね。
その定義を知っておくと、そもそも倫理委員会を通過させる必要のない「研究」があることも分かる。

そして、彼らの言葉を使わないと、会話ができない。
"minimal risk" とは何か。いつ"not logistically feasible”を使うのか。

よく経験することですが、倫理委員会も全ての人がそのプロセスを理解している訳ではない。そんな人はresearchを損なうことになる。そのようなシチュエーションにどう対処するか。
まず自らが知識をつける。倫理委員会で知識のあり話の判る人を見つけ話す。必要ならば倫理委員会の人を「教育」していく。

関わったIRB事例は多分15個以上(5つくらいは少し苦労した?)になってきましたが、「うんうん、そうだ」とうなずくとともに、よく知らなかった定義、戦略などとても参考になりました。知らないことだらけですね。

どっかに書いておかないと忘れちゃうから、ここに記載。