ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

中毒学おすすめ教科書

中毒をちゃんと勉強していなかったのですが、、、
オススメの本を紹介。Goldfrankまで読むのは大変なので、簡単なやつで。


日本語であれば

イラスト&チャートでみる急性中毒診療ハンドブック

イラスト&チャートでみる急性中毒診療ハンドブック

は、パラパラ読めるので悪くありません。とくに総論は導入編として上手くまとまっています。
各論は救急医にとってはちょっと物足りない内容。とくに最新のエビデンスまでに話は及んでいません。


英語ですが、オススメなのは

Toxicology Handbook, 2e

Toxicology Handbook, 2e

  • 作者: Lindsay Murray MB BS FACEM,Frank Daly MBBS FACEM,Mark Little MBBS DTM&H(Lond) FACEM MPH&T IDHA,Mike Cadogan MA(Oxon) MBChB FACEM
  • 出版社/メーカー: Churchill Livingstone
  • 発売日: 2011/01/29
  • メディア: ペーパーバック
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英国豪国の本ですが、ポイントが絞ってある割には、治療もしっかり載っています。
僕の一押し。


EM Allianceでも、中毒学の教科書オススメぺーじがありますので、どうぞ。
http://www.emalliance.org/wp/ema-recommendation/books/tox