ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

書類が揃ってきました。

しばらく、書類仕事に埋もれていました。

来年から指導医として働くために必要なもの:
1. マサチューセッツ州本免許(いままでは仮免?)
2 & 3. DEA (Drug Enforcement Administration)の書類、つまり麻薬の取り締まりですね。これがマサチューセッツ州と連邦政府の両方から。

これらがやっと揃いました。計2,000ドルほどの痛い出費でしたが、必要経費。
これでレジデントとして自分の病院でバイトもできるようになります。三回働けば返せるらしい。


あとはビザさえ揃えば、準備万端。
そういえば、僕の病院ではJ-visaで指導医ができないことが判明しました(しょうがないですね。ECFMGとしてもトレニーング用にスポンサーしている)。全米ではJ-visaでもやれてしまう人もいるようですが、うちはダメなようです。つまりフェローはできても、指導医としては働けない。


ということで、正攻法のO-visa。
移民弁護士を雇い、書類作成、推薦状集めx10通、となかなか大変。お金と時間が必要です。
功率90%以上と言うことで、そこまで心配はしていないのですが、書類が大変。


しかし、その後も永住権がないと、連邦グラントなどは制約がある(いままでも応募できないフェローシップなどで選択肢が狭まりました。例えばRobert Wood Johnsonとかは対象外)。アカデミックに生き残るには、O-vidaも完璧ではありません。