ビジネス書再考
昔はよく手に取りましたが、最近あまり読んでいません。
ビジネス書。
いまでも年200-300冊ペースは変わりませんが、ビジネス書の占める割合はかなり減っています。ふと、その理由を考えてみました。
やはり「いいものにヒットする確率が少ない」からだと思います。
普通の人の読書量を週1冊とすると(任意ですが)、読める本は年間50冊。
あと50年読書するとして、2,500冊。人生で読める本はたったの2500冊!これって衝撃的ですよね。つまらない本に時間を費やすのは本当に勿体ない。
よくあるのが「MBA流なんとか」とか「ハーバードでのXXX」とかですよね。
最新のマネージメント理論とか研究とかは僕の理解がとても及びませんが、(数千年変化していないと考えられる)人間学については、門切り型のところが多いと感じます。
コンサルっぽく人間を二つの軸で評価するとスマートに見えますが、そんなものが人間のマネージメントに使えるとは思えません。米国の浅はかな一面を見る気がします(米国にはいいところもいっぱいありますよ、念のため)。
これらの本が絶版にならずに、10年後にまだ書店に並んでいるものでしょうか。数十年後に絶版にならないであろう本、それが僕の読書基準でもあります。
もちろん、いい本もあります。
- 作者: 渋沢栄一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 1996/07
- メディア: 文庫
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ドラッガーのオレンジ色のシリーズもいいですよね。