ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

シンシナティからお客さん

Cincinnatiからvisiting professorが来ています。ひと月もいるそうです。Dr. Brian Giblerというひと。
こういう人材交流があるのも面白いですよね。


アメリカでの救急医学も歴史が浅くここ30−40年といったところ。元々中西部の4人の医師から始まったようです。
ということで、オハイオシンシナティ大学、メネソタのヘネピン、ミシガンのヘンリーフォード、コロラドデンバー(これはロッキーですが)といったあたりには、古くからの名門プログラムが多くあります。僕なんかは面接にも呼んでもらえませんでした。今もとても活発なようです。北東部のいわゆるIvy leagueなんかは後発なのです。Tuftsとか、いまだに救急のプログラムをもたない大学も多くあります。


先日のカンファでは、彼からリーダーシップのお話。彼自身、AHAとかと組んでいる急性冠症候群の親玉のようです。今も20万人規模のstudyをやっているそうです。なんとも桁違いです。ちょうど4年めあたりは就職活動中ですので、academic, communityにいくとかで悩んでいるタイミング。彼らには良い講義だったようです。


If you are not the lead dog, the scenery never changes.(イヌイットかなにかの故事)とか、彼なりのリーダーシップを学びました。僕もこちらでは自信を無くして、いろいろと消極的になりがちな日々ですが、この4年間を大事にしたいなと少し初心に帰りました。


奥さんが帰ってきてから、食生活が改善されました。されすぎて、早速腹回りににくがついてき始めます。
来週からはブリガムでのEDが始まります。日勤が多いので、しっかり走ろう!