ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

やけ食い

異文化圏で働くことは大変なこともあります。 患児とお父さんに遅れて、4時間後にお母さんが到着。なぜか最初から高圧的で敵意まるだし。 さらに悪いことに、行っても行ってなくてもどちらでも良かった生食がオーダーされてるのに投与されていないようです…

胃腸炎

小児を相手に仕事すると、必ずと言っていいほど、風邪をうつされます。 今回の小児救急でも見事にGastroenteritisに罹患。まだまだ免疫が甘いようです。 かなりクラシックなウイルス性胃腸炎の病歴を身をもって学ぶことが出来ました。 上気道炎ー>嘔吐ー>…

ボストン散歩道 II

趣味の乏しい自分は、週末は犬と奥さんサービスです。といっても買物は嫌い。犬の行けるところは限られています。 そこでこの大学町では芝生の多いキャンパスは散歩に格好です。(お金もかからない) 今回はMITに。うちからチャールズ河をはさんですぐのとこ…

ボストン買物道

日本人が5千人いるというボストン。 日本食も手に入りやすく住みやすいです。ただし高い。 ボストン在住の方々はご存知でしょうが、僕のなかのリスト 1位:Reliable Store 南米人、アジア人に多いサマービルにあります。名前が少し怪しい。 奥さんの研究室…

ボストン-レストランウィーク

というものがあります。年に二回、二週間ずつですが、ボストンの結構いいレストランが手頃な価格(定額制)でランチ/ディナーを出すというイベントです。 いつもだと研修医の給料ではいけないようなところにも手が届きます。ぼくら顧客側もいろいろなレスト…

白衣ポケットの中身

定番です。 いつも他の先生のブログを読んでいて、一度やってみたかった。 しかし、あまり書くことがない。。。なぜなら 1. いつもスクラブで白衣を着ていない。 2. なんでもオンラインで手に入ってしまうので、実際の本を使う機会が少ない 3. 救急外来では…

救急の教科書

折角ですので、教科書の紹介。 救急のいわゆる成書はそんなに種類がありません。 代表的なのはRosen, Horward-Nuss, Tintinalliといったところでしょうか。それぞれ好みが分かれるようです。 僕が使っているのは(正確には使おうとしているのは)Rosen's Eme…

小児の神様

Dr. Fleisherとのシフトでした。CHOPのDr. Ludwigと並んで小児救急の神様みたいな人です。 僕のプログラムのトップはDr. WallsというAirwayのアイドル的存在(Etomidateが大好き)ですが、僕はまだ彼と働いたことがありません。 しかし、Dr. Fleisher(Childre…

カンファレンス

われわれ救急のプログラムは、毎週5時間のdidactics(講義の時間)があります。 毎週火曜日午後、ブリガムとMGHで交代で行ってます。ブリガムの週は2時間はシミュレーション。他はM&M, Traumaカンファ、visiting professorの講義で埋められています。僕らレ…

始動

あまりの寒さに走るのをさぼっていました。。。がやっと0度を超してきたので、そろそろ始動。 走って5分ほどのチャールズ河まで行って少しだけ走る。大分体力が落ちています。ボストンマラソンが近いこともあって、多くのジョガーをみかけます。走りやすい…

毛沢東

今日は友人宅に招かれました。 うちの奥さんの研究室の仲間。 Xing君は上海から来た、軟骨の再生とかをやっている形成外科医。実は奥さんのYinさんがボストン大学の栄養学の博士号をとりに来て、愛(恐)妻家の彼はそれに着いてきたようです。ぼくの奥さんはど…

こども救急

小児救急のシフトが始まりました。 これは僕のプログラムの弱点でもあります。 メインでまわる二つの病院ではあまり小児を診る機会はありません。ブリガムには小児は来ない(となりのチルドレンズに全部運ばれる)ですし、MGHは小さな小児部門しかありません…

とまらない

両親が日本から本を送ってくれました。 読書くらいしか趣味がないので、外国では日本語の活字に飢えています。日本では下らなくて読めないと馬鹿にする本にも手を出しますし、気に入った本は何度も読みかえしています。この前帰国したときは、空港から家によ…

USMLE卒業

Step 3が終了しました。これでUSMLEはおしまい。やっと卒業です。 内容は普段の臨床でやっていることがでるし、点数もどうでもよいので準備もそこそこ気楽に受けました。でもテストに2日もかけるのはばかばかしいですよね。一日のテストにしてもどうせ同じ量…