ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の読書

Kindleがあると、読みたい本がすぐに手に入ってしまっていけない。 今日はこれ。ノンフィクション。Shot in the Heart作者: Mikal Gilmore出版社/メーカー: Anchor発売日: 1995/08/01メディア: ペーパーバック クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を…

臨床に戻る。

約三ヶ月空いてしまいました。大学院とアドミン。 シフトに入ったのは一回だけ。。。 さあ、明日から久しぶりにどっぷり臨床に戻ります。いい加減に臨床したくなってきたし。 気がつけばレジデント最高学年。泣いても笑っても、来年からは一人前の指導医とし…

リスクマネージメント

アドミンの月も終盤に差し掛かってきました。M&Mも終了しホット一息。 今週はCRICOという医療リスク管理/患者安全の企業で勉強しています。これがかなり勉強になります。 レジデントにもリスク管理は大事ですが、来年からアテンディングになるとなると、こ…

medlineの記事

ずっと前に頼まれた記事が、いつの間にかにネットに出ていました。お馴染みのMedscapeですが、医学生コーナーみたいなものがあり、「エキスパートパネル」(意味不明)が質問に答えるというもの。「ガイジン」レジデントに対する質問も多いから、答えよ、と…

ギリシャはコス

そういえば、先週は初!ギリシャに行っていました。地中海救急医学会(AAEMとヨーロッパ救急学会)という名目で、エーゲ海のリゾート地、コス島に行かせてもらいました。発表した以外はビーチで読書と泳いでいたということは、公然の秘密となります。アブス…

短編小説

は、食わずキライで敬遠していたのですが、この作者のは、スゴイ。Where I'm Calling From: Selected Stories (Vintage Contemporaries)作者: Raymond Carver出版社/メーカー: Vintage発売日: 1989/06/18メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 13回こ…

M&Mカンファレンス終了

やっと終わりました。この一時間のカンファレンスのために、50-60時間は費やしたかと思います。症例レビューだけではなく、他病院、ナース、放射線科などの人を呼んでコーディネートするのも労力がかかります。まさに今月のメインイベント。 詳細は以前の記…

パンデミック

M&Mカンファレンスが終わり、開放感にあふれています。 ということで、今夜は映画へ。"Contagion"というSARSパンデミックをモデルにしたような映画を見に行ってきました。この映画では脳炎ウイルスのパンデミックにより世界中が大混乱し、米国では暴動まで…

猫の手

M&Mカンファレンス用に症例をレビューしていると、いろいろと面白いものがでてきます。 まさにシステムにぽっかり穴が!今回の症例では、このシステムエラーによって治療や予後は変わっていないはずですが、まさにニアミス。しかし穴を放っておくと、いつか…

追われている?

0. 日本のみんなとの研究 1. 今月末のM&Mカンファレンスの準備 2. 管理運営(アドミン)ローテーションで始めたみた、プチQI (quality improvement)のプロジェクト 3. やっと始まったビザのペーパーワーク(病院のインターナショナル・オフィスとの折衝で精…

ギリシャへ出発

約一ヶ月で三回。学会ロード三連戦、始まります。 (病院でのClinical research dayもあるけど) まずは地中海救急会議(AAEMとヨーロッパ救急学会の共同開催)が皮切り。 ギリシャのコス島。ヨーロッパでは有名なリゾート地だそうですが、僕は知らなかった…

B

どう多めに見積もっても友人はあまり多くない。 このレジデンシー同期には幸運にも気の合うのが二人(もっともlaid-backな人間)だけ 卒業しても、連絡をとり続けるであろう仲間がいます。その一人がBernie。 オフの今日は奥さんと一緒に、ノースエンドのイ…

湯川秀樹

一日、生きることは 一歩、進むことでありたい

オススメの本

読みなおしている本。ER・救急のトラブルファイル―診察室のリスクマネージメント作者: 太田凡,中村陽子出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見るレジデント…

town of cats

愛読雑誌のひとつ、The New Yorker。 今週は1Q84の一部が掲載されています。 http://www.newyorker.com/fiction/features/2011/09/05/110905fi_fiction_murakami 村上春樹は英語になっても、やっぱり雰囲気が変わりませんよね。

レビューワーになる?

今日もひたすら電子カルテと格闘。チャートレビューに飽きてきました。 ただM&Mに使う症例は決まった(フルレビューx2、of noteケースを5個)ので、これからは関係者の「事情聴取」。聞こえが悪いですが、インタビューされる側にとってはそんな感じでしょ…