ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

M&Mカンファレンス終了

やっと終わりました。

この一時間のカンファレンスのために、50-60時間は費やしたかと思います。症例レビューだけではなく、他病院、ナース、放射線科などの人を呼んでコーディネートするのも労力がかかります。まさに今月のメインイベント。
詳細は以前の記事に書きましたよね。それからメディチーナの連載を書籍にするために、その総論部分でM&Mカンファレンス実践法を書いていますので、本が出たら参考にして下さいね(本にするのってとっても大変なんですね。痛いめにあっています。これもいい勉強です)。


思えば遠くまで来たものです。
入ったばかりの一年めには、M&Mカンファレンスを仕切っているシニアがまぶしかった。自分にはできそうもないと思ってましたが、いつの間にかにできるようになっている。どうやら少しは成長しているようです。


たかがカンファレンスですが、レジデント最終学年における一つの大きなイベントが終わりました。ニアミス症例からシステムエラーを発見。他科との共同作業でシステム改善への道筋をつけることができました。
今夜はほっと一息です。


M&Mカンファレンスはいつも学ぶことの多い機会ですが、レビューをして司会をすることから学ぶことは、さらに大きかったです。