ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

学会。帰国

ずいぶんと更新を怠っていました。
インターンの中では最もラクなEMSローテーションにいると、心が緩みます。日記も書けなくなる。

札幌の学会では素晴らしい先生方とも会うことができて、とても刺激になりました。いいモチベーションになります。
そして日本からも帰ってきたし、犬も連れてきて、その犬のためにシカゴからドライブして帰りました。こちらの生活の基盤が整いました。
もう日本ではなくて、ボストンがホームタウンになってきた感じ。


今日は救急レジデントretreatの日。プログラムによって違うようですがピクニックにいったり、まあ仲良くなること、プログラムについてdiscussするのが目的でしょうか。プログラムディレクター達と、レジデントほぼ全員60人(EDはアルバイトのPAに来てもらってまわすようです)が大集合。カンファ以外でこんなに揃うのは卒業式以来です。ボストンから30分ほどのところにある美しい豪邸をかりてでした。どうやらMITが持っているもののようです。


午前は、Coachingのfacilitatorに来てもらって、communication skill(とにかくいかに話を聞くかということ、自己主張の好きな米国人には難しいようです。まあわれわれ日本人もそうなる傾向がありますが)、自分の人生におけるpriorityを考えること、簡単なゲームでget to know each otherするという構成。駆け足でしたが勉強になりました。


午後はいろいろと問題のあるローテーションについてのディスカッション。2年めのMGHのトラウマローテーションはかなり皆の不満が爆発していました。救急と外科との関係はどこでも難しいようですね。今日は傍観者のようになってしまったのが反省点。自分ももっとproactiveにこのプログラムをよくする手伝いをしたいですね。去年の沖縄のように。今はsurviveするだけでいっぱいいっぱいなのが情けないです。


夜はうちの近くのデッかいBarでパーティー。今日は疲れたのでここまで。