ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

来客

日本からいらしている救急の教授とお会いすることが出来ました。


東京にある某大学のO教授というかたです。日医や災害医療センターでばりばりの外傷外科医、そして災害医療に尽力されていた方で、日本ではとてもさしで会うことなどで来ませんが、ボストンで研修しているということでガイドをつとめることが出来ました。大学からHarvard internationalで学生教育/クリニカルクラークシップの立ち上げを研究するために派遣されたようです。


古い国立大学で救急講座を立ち上げるというのは大変なことなのでしょうが、きっとあの先生ならすばらしい仕事をするのではないでしょうか。教育にも熱心、いわゆる三次救急だけにとらわれない考えをお持ちで、人間的にも魅力的な方でした。またお会いしたいですね。


日本の話を聞くと、教育にヒトとカネをかけられる米国で研修していることの幸運さを実感します。しかしいつかは日本に帰って先輩方と救急医療を良いものに変えていきたいですね。