ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

おとなとこども

今月は成人と小児の救急のシフト。
MGHとチルドレンを半分ずつまわります。小児救急は僕のプログラムの弱点ですので、いろいろ工夫しているようです。年に1-2ヶ月集中して小児救急をやっても、やはり勘は鈍ります。他のプログラムでは、同じ病院内で成人と小児シフトを分けたり、またはランダムに両方診るという所もあるようです。うちのプログラムは悪い意味でかなり縦割り。ということで2-3日毎に2つの病院をいったりきたり。MGHの小児部門は小さいので、チルドレンで働くのですが、とにかく人が多い!アテンディングも贅沢な配置で、レジデントも多い。患者にoverwhelmedされることがないのがこれまた難点です。


先日はassistant directorのKritiと面談。メンターとは年に4回話し合ったりしますが、プログラムリーダーシップとも年に2回話し合うことになっています。レジデント総勢60人のでかいプログラムなので、こうでもしないと野放しになってしまいそうです。というか、なっています。


自分でもここ3,4ヶ月で一つの壁を越えた気がします。主な疾患への自分へのアプローチが定まり、それを基に応用が利くようになったということでしょうか。まだまだ壁はいくつもあるのでしょうが、踏ん張っていくしかないですね。バイアスの少なそうな人からいい評価をもらい、自分をとって本当に良かったといわれて、1年が報われた思いでした。少し油断しまくっています。


別に勝ってるわけではないですが、兜の緒を締めてですね。