ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

2本めのレビュー

Annals of Emergency Medicineの査読2本めの仕事がやってきました。


今回は、かなりいい研究です。これはほぼ間違いなくアクセプトされるような感じ。
こんな研究の査読を僕がするなんて、本当に恐れ多いですが、本当に勉強になります。
というか、validな研究なのでレビューをするのが難しいです。といっても弱点はみつかる。完璧な研究そして論文なんて存在しない。とにかく、ケチをつけるのではなく、どうやったら論文が良くなるかに集中。


それに筆者名が伏せられていても、だいたい誰が書いてあるかはわかってしまいます。PIと予想される人(ACEPの僕の発表のmodulatorだった大物)の顔を思い浮かべると、またまた恐れ多いことです。。。


でも、こんな貴重なチャンスを与えられるのは素晴らしい学びの機会です。
シングルスペースでレターサイズ3枚ほどビッチリ書き込みますから、時間とエネルギーを消費します。ただ無給ですし、実績にもなりません。しかし僕たちの論文もレビューしてくれている人たちがいるのですから、サイエンスへの小さな恩返し。一生懸命査読してます。
クリスマスだけど。