ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

3/13 日本へ

起床。HHIのStephにも連絡をとった。
Rescueの保険に入れとのこと。日本出身の僕が日本からevacuateするのは考えにくいが、好意に甘えておく。いくらかかるのか判らないけど、これもdepartmentで出してくれたようだ。穿った見方をすると、これはHHIに対して今回の被災地に何らかの貢献をしたというcreditを与えることになるのだろうが、僕にとってはどちらでもいいこと。


10時のデルタでLoganからJFK。デルタははじめてだが、好きになれなかった。
機上ではわが病院の外傷外科医Suzan Briggsの書いた災害医療のマニュアルを読む(彼女にならったATLSでもらったのだが、こんなところで役に立った)。災害医療に対して救急医としては情けないほどの知識しかなかったのだが、総論的な部分が非常に役に立った。