ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

capped

昨日は忙しかった。
初めて僕らのチームがcappedされました。


インターン一人当たりの持ち患者は11人まで、一晩あたりの入院は5人(休日は6人)までと決まっています。
昨夜は初めて,新規入院がうちのチームで10人、夜10時で締め切りとなりました。入院患者は多いですが、早めに切り上げることができます。
Cappedされるのも悪くはありません。入院が続々入ってくる11時台を避けることができるので、2時くらいには自分のチームの仕事を終え、night floatに引き継げます。


病院によって違うでしょうが、僕の施設では、どんどん引き継ぎがおこなわれます。
朝7時にnight floatから自分の患者を引き継ぎ、夕方にほかの内科3チームのインターンから患者リストをもらいます。(このクロスカバーが大変。sign outをもらっても、知らない患者のことでpageされて難しい。でもなんとかこなす)。このクロスカバーの嵐をかいくぐりながら、入院を採り、夜10時にこれらをnight floatにsign out。夜12時まで入院をとり、だいたい3時くらいには自分の患者をsign out。
とにかく複雑なシステム。当直の日はいそがしい。そのかわり他の日はpagerを切って休めます。継続的に患者を診れない短所と、自分の生活を守る利点。どちらもどっちです。ただ患者さんのためには、正確でいろいろな状況を考えたsign outが必要です。


さあ内科もあと4日。うまくいかないことだらけですが、少しでも吸収します。