ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

Annals of Emergency Medicineに。

今月はResuscitationの論文がついに出版され、
Annalsにもお手伝いした症例がのりました。


ついているときはなぜか続くもので、JEAN 1 groupから2本めの論文がAnnals of Emergency Medicineにアクセプトされました。救急医であれば誰でも読むトップジャーナル(救急ではですよ)だから嬉しさもひとしお。人のデータではなく、仲間とともに作り上げ集めたデータですから、まさに自分たちの子どもみたいなものです。


まさに質の高いデータ収集とコンプラアンスを保ってくれている各施設PIと救急医の努力の賜物です。僕は雑務係だけ。


これからの課題は、各施設のみなさんに論文を書いていただくこと。そのお手伝いをすること。研究は世界のサイエンスに貢献するためにやるものです。研究をやるだけではいけない。アウトプットをして、それが蓄積されてはじめて医学は発展します。そのアウトプットも学会発表で終わってはいけません、あれはその場かぎりの「カラオケ大会」ですから。


楽しみになってきました。