ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

airwayコース

今日は当直明けで、そのままairwayコースに突入。
さすがに何度か意識消失しました。


北米では救急の気道管理に代表的コースが二つあります。
第一にJeffersonのRich Levitanによるコース。振り返ってみると2年前に行ったんですね。これは少人数でcadaverを使ってとにかく挿管しまくるというコース。$1,600+旅費と大枚をはたきましたが、ここで行った挿管>150例くらい?は、その後の気道管理に大きな自信となりました。甲状輪状靭帯切開も2回やれたし。


もう一つは、うちのボスのRon Wallsによるコース。
こちらの重点はちょっと違います。主に、アルゴリズムや気道管理に対する考え方、理論を学びます。クラスも100人規模と大きく、実践は少し弱い感じ。ただし、どんな救急気道にぶつかっても対処できるアプローチを学べるのは大きい。こちらは3日間、朝7:30よりビッチリです。僕らレジデントは無料で参加。
ただし内容は、僕らがレジデンシーで学んできたことと基本的に同じ。まあそうですね。Airwayコースと研究のお膝元で研修したんだから当然です。
ということで復習になる感じです。


今週末の休みは全てこのコースにつぎ込まれます。寝ないとですね。