ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

O visaが認可されました!

やっとO-visaが認可されました。
これで7月から、働けることになりました。

電話帳一冊分の書類を集め、弁護士と病院の事務の尻を叩き続け、やっとこさ。
少しほっとしました。

うちの病院ではJ-visa(これは研修ビザ)で、指導医をすることが出来ません。(こっちが原則)
施設によってはJ-visaでフェロー+指導医もできるところがあるようですけど。

とすると、縛りの強いJ-1 Clinicalホルダーには選択肢は二つしかありません。
1)O-visa
2)J-1 waiver
3)いきなりグリーンカード(まれ)
です。

2)と3)はいろいろと制約があったり、時間がかかったりとするので、今回は断念(というか実力が及ばない)。ということで来年以降、チャレンジしていこうと思っています(連邦グラントをとるために)。


O-visaというと、ノーベル賞を持っていたり、イチローみたいにプロスポーツ選手じゃないといけない、なんて言われています。しかし移民弁護士に聞くと、論文が一本なくてもO-visaは取れるし、その通過率も80-90%(もちろん選択バイアスあり)だそうです。戦略と戦術が大事なようです。僕でも取れたことだし。


とにかく、さらにこの地で自分の仕事を追求できる、厳しい競争のなかに立てることは嬉しいことです。

このビザの獲得のために、多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。