救急医学道
は東京ビックサイト。同時に開催されていたコミック大会に集員で負けていたのはご愛嬌。 僕の日韓での発表や脳出血の研究は大したものではありませんでしたが、EMAの研究部門JEMRAから出た6本の発表は反響があったと思います。 われらのAirway研究で4本。朝…
やっとJFKにつきました。Boston Loganへの飛行機を待っています。 備忘録がわりに書いておこう。そうでないと忘却の彼方へ行ってしまいそうだから。 やっぱりたまに日本に行くと、とても忙しくなります。怒濤のような日々。でもとても充実したものでした。 …
忙しいときは、仕事は何かと集中するものです。ここ2週間はへとへとになりました。 休暇前ということで、ほぼ休みなしでブリガムシフトの連続。へなちょこレジデントは体力気力の限界に達しました。。。 そのうえに、欲張りすぎたために救急医学会で3つの発…
何かと忙しくて、更新が滞っていました。 さて2ヶ月ぶりに仕事に本格復帰。 これからはシニアレジデント。インターンを始めた頃は3年目なんて雲の上の存在。 でも順番?はまわってくるものです。これからは指導的な立場も要求されます。とくにブリガムの夜勤…
今月はCertification続き。シニアレジデントになるのを目の前にしているからでしょう。 いわゆるMCですね。病院毎に誰が責任を持ってやるか違うようですが、ブリガムとMGHではレジデントも担当。ボストン大病院やBIではアテンディングだけが対応のようです。…
これは完全に失効。2年以上前に沖縄でとったもの。時間がすぎるのは速い、、、なんてまた言い訳です。 これまた7月からConscious sedationをやるために、必要。2010年の改訂を目の前にしてとるのも癪ですが。 2010年改訂はCCR重点やノルウェーからのスタディ…
ボストンチルドレンズでPALSをうけてきました。実は今まで持っていなかったんですね。。。貴重な休日を2日つぶすのはさすがにもったいない、というのが言い訳。ダメ打こりゃ。さすがに、来年からはチルドレンズとMGHでConscious sedationをしなければいけな…
EMAの宣伝です。ひさびさに心電図コーナーの復活。 この前の夜勤で診たとっておき?の心電図。51歳女性、胸痛で来院。血圧80/60。βブロッカー服用してます。 http://www.emalliance.org/wp/archives/1478 挑戦してくださーい!
広告忘れていました。EMA結成から早くも半年が過ぎ、300名近くの方に入って頂き、MLの議論も盛り上がって参りました。メンバーの皆様の知見のおかげで非常に勉強させていただいてます。前回meetingも140名近くの方に集まって頂き大成功。そして8月に第二回EM…
ボルチモアまで行ってきました。Dr. Levitanによるairwayコース。 米国の救急気道管理コースには、大きく分けてRon Walls(僕のボス)のコースと、このDr. Levitanのコースがあります。 前者は気道管理のプロトコールと薬剤の使用に重点。後者は、ご遺体を使っ…
休みをつぶしたATLSが終わりました。感想:JATECがATLSを超えているのでは?ATLSのレクチャー部分は看護師さんをも対象にしているので、実際に救急で外傷のリーダーをする人間としてはやや物足りない内容。ただし、シープラボはよかった。(奥さんがいつも実…
Mt. Auburnのシフトも慣れてきました。 いわゆるAcademic Centerと違った、市中病院の雰囲気がいいものです。 基本的には超高齢者の転倒、胸痛、COPDプラスマイナスCHFというのが大部分かもしれません。救急車担当の僕は80-90%の患者さんを入院させることに…
今日も雪のボストン。夜勤明けで雪だと気分も晴れません。。。 気をとりなおして! EMA文献コレクションに、腎泌尿器とOrthopedicsが加わりました。①腎泌尿器 http://www.emalliance.org/wp/literature/renal とくに尿路結石、造影剤による腎障害が中心です…
時が経つのは早いものでもう師走。 2009年も暮れるのですね。こっちにいて残念なのは師走っぽい雰囲気がないことですね。日本のほうがクリスマス前盛り上がったりしますもんね。それとも僕だけ知らないのかな。 最近ブログネタがEM Allianceばかり。というか…
今回は敗血症に関わる論文コレクションをまとめました。ちょっと自信作。 http://www.emalliance.org/wp/literature/sepsis 釈迦に説法ですが、敗血症治療の変遷、現在のサバイビング・セプシス・キャンペーン・ガイドライン2008の背景がご理解いただけるか…
というwebページを作ってみました。救急関係の本を和書、洋書を問わず集めてみました。http://www.emalliance.org/wp/books ご覧になってください。
救急医学を志す皆様、EM AllianceのWeb上に救急医学の文献コレクションを始めました。 http://www.emalliance.org/wp/literature 救急医学のキーとなるような必読の原著論文を集めています。筆者の所属するHarvard Affiliated Emergency Medicine Residency…
おなじみの? Emergency Medicine Allianceの宣伝です。 着々と加入する方が増えてくださってほくほくしています。素晴らしい方ばかりです! でもこれからが大事ですよね。いかにみんなが意見(愚痴)を言えて、学べる場所にするかですね。がんばってまずはMLで…
となるかな? 先月の循環器Step Down Unitでみた患者さん。夜3時、当直で8人めの新入院。へろへろとなっていた時に入ってきた患者さん。 30歳代の生来健康な男性。急性発症の嘔吐、腹痛、下痢、めまい感で救急に。BP 50-60で心電図はrapid a-fib。救急で5Lく…
日本の若手救急医の会が発足しました。 まずはIDATENやJSEPTICを目標として。メーリングリストと勉強会から一歩ずつ。 さらには多施設研究、日本全国へカンファレンスの発信などなど、夢は広がります。 日本の学会に来て実感したこと。日本で多くの救急医と…
ステップダウンの最後の当直が終わりました。 要領の悪い僕でも少しは慣れたようで、ゆっくりめな夜を過ごしました。 新入院は一晩で6人のみ。興味深い症例が1人。 30歳台の胸痛患者で心電図が完全にType I Wellen's pattern。つまり前壁誘導でのおおきな左…
ACEPがボストンにやってきました。 救急の学会では米国最大のものです。地元開催なのに、ステップダウンのせいで半日の参加に終わってしまいました。それでも地元だからでれたので良いですね。教育講演は自分でも勉強できる内容だったりもしますが、ポスター…
net surfingで相変わらずサボっていると、、、発見。 懐かしいなあ、東海の救急。知っている先生が多くて嬉しくなります。 脱衣をちゃんとしていないのが気になりますが、実力もあるし、アツい先生の多いすばらしい救急でした。 僕のやっている北米型と違い…
Nights are long, Shifts are stressful. When you go home at night, you can look at a mirror and say "I did something useful taday? I worked in an ER."
ですが、今日もシフト。 ボストンはストロードライブが車規制、そしてチャールズ河沿いで花火があがりますが、関係なく働きます。アメリカ人ではないので、サンクスギビング、クリスマスといつも休日に働いています。日本人だから正月に休めればOK! お祭りと…
折角ですので、教科書の紹介。 救急のいわゆる成書はそんなに種類がありません。 代表的なのはRosen, Horward-Nuss, Tintinalliといったところでしょうか。それぞれ好みが分かれるようです。 僕が使っているのは(正確には使おうとしているのは)Rosen's Eme…
日本からいらしている救急の教授とお会いすることが出来ました。 東京にある某大学のO教授というかたです。日医や災害医療センターでばりばりの外傷外科医、そして災害医療に尽力されていた方で、日本ではとてもさしで会うことなどで来ませんが、ボストンで…
2009年1月1日を持って、Boston市内の病院では救急のDiversionが禁止となりました。 Diversionとは、病院、救急部が満床その他の理由のために、患者の受け入れを断るシステムです。 現在まではやはり受け入れ能力の限界で、うちの病院でも2割ほどの時間がdive…
EDがおそらく開院以来の最高記録を更新したようです。世の中にはもっと大きなEDはいくらでもあるようですが、休暇明けの昨日は来院患者300人強。入院は60人、さらにObservation Unitへの入院が別に21人とのこと。08年は昨年に比べすでに患者さんは9%増。そ…
ED Shiftに戻りました。 MICUの4週間は怒濤のように過ぎました。Q3のオンコールと永遠に続く回診にも慣れてきたときに終わってしまいました。終わってしまうとやなことは忘れて、楽しかったな、勉強になったなと思う自分は単純です。しかし、論理的に話すプ…