ハーバードER記

Ars longa, vita brevis.

2011-01-01から1年間の記事一覧

JEMRA

http://www.emalliance.org/wp/jemra JEMRAは人なり。

今日の読書

Kindleがあると、読みたい本がすぐに手に入ってしまっていけない。 今日はこれ。ノンフィクション。Shot in the Heart作者: Mikal Gilmore出版社/メーカー: Anchor発売日: 1995/08/01メディア: ペーパーバック クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を…

臨床に戻る。

約三ヶ月空いてしまいました。大学院とアドミン。 シフトに入ったのは一回だけ。。。 さあ、明日から久しぶりにどっぷり臨床に戻ります。いい加減に臨床したくなってきたし。 気がつけばレジデント最高学年。泣いても笑っても、来年からは一人前の指導医とし…

リスクマネージメント

アドミンの月も終盤に差し掛かってきました。M&Mも終了しホット一息。 今週はCRICOという医療リスク管理/患者安全の企業で勉強しています。これがかなり勉強になります。 レジデントにもリスク管理は大事ですが、来年からアテンディングになるとなると、こ…

medlineの記事

ずっと前に頼まれた記事が、いつの間にかにネットに出ていました。お馴染みのMedscapeですが、医学生コーナーみたいなものがあり、「エキスパートパネル」(意味不明)が質問に答えるというもの。「ガイジン」レジデントに対する質問も多いから、答えよ、と…

ギリシャはコス

そういえば、先週は初!ギリシャに行っていました。地中海救急医学会(AAEMとヨーロッパ救急学会)という名目で、エーゲ海のリゾート地、コス島に行かせてもらいました。発表した以外はビーチで読書と泳いでいたということは、公然の秘密となります。アブス…

短編小説

は、食わずキライで敬遠していたのですが、この作者のは、スゴイ。Where I'm Calling From: Selected Stories (Vintage Contemporaries)作者: Raymond Carver出版社/メーカー: Vintage発売日: 1989/06/18メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 13回こ…

M&Mカンファレンス終了

やっと終わりました。この一時間のカンファレンスのために、50-60時間は費やしたかと思います。症例レビューだけではなく、他病院、ナース、放射線科などの人を呼んでコーディネートするのも労力がかかります。まさに今月のメインイベント。 詳細は以前の記…

パンデミック

M&Mカンファレンスが終わり、開放感にあふれています。 ということで、今夜は映画へ。"Contagion"というSARSパンデミックをモデルにしたような映画を見に行ってきました。この映画では脳炎ウイルスのパンデミックにより世界中が大混乱し、米国では暴動まで…

猫の手

M&Mカンファレンス用に症例をレビューしていると、いろいろと面白いものがでてきます。 まさにシステムにぽっかり穴が!今回の症例では、このシステムエラーによって治療や予後は変わっていないはずですが、まさにニアミス。しかし穴を放っておくと、いつか…

追われている?

0. 日本のみんなとの研究 1. 今月末のM&Mカンファレンスの準備 2. 管理運営(アドミン)ローテーションで始めたみた、プチQI (quality improvement)のプロジェクト 3. やっと始まったビザのペーパーワーク(病院のインターナショナル・オフィスとの折衝で精…

ギリシャへ出発

約一ヶ月で三回。学会ロード三連戦、始まります。 (病院でのClinical research dayもあるけど) まずは地中海救急会議(AAEMとヨーロッパ救急学会の共同開催)が皮切り。 ギリシャのコス島。ヨーロッパでは有名なリゾート地だそうですが、僕は知らなかった…

B

どう多めに見積もっても友人はあまり多くない。 このレジデンシー同期には幸運にも気の合うのが二人(もっともlaid-backな人間)だけ 卒業しても、連絡をとり続けるであろう仲間がいます。その一人がBernie。 オフの今日は奥さんと一緒に、ノースエンドのイ…

湯川秀樹

一日、生きることは 一歩、進むことでありたい

オススメの本

読みなおしている本。ER・救急のトラブルファイル―診察室のリスクマネージメント作者: 太田凡,中村陽子出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見るレジデント…

town of cats

愛読雑誌のひとつ、The New Yorker。 今週は1Q84の一部が掲載されています。 http://www.newyorker.com/fiction/features/2011/09/05/110905fi_fiction_murakami 村上春樹は英語になっても、やっぱり雰囲気が変わりませんよね。

レビューワーになる?

今日もひたすら電子カルテと格闘。チャートレビューに飽きてきました。 ただM&Mに使う症例は決まった(フルレビューx2、of noteケースを5個)ので、これからは関係者の「事情聴取」。聞こえが悪いですが、インタビューされる側にとってはそんな感じでしょ…

文献レビューのアルバイト

今日もひたすらコンピューターに向かいアドミン。ホワイトカラー労働者の気分です。(救急レジデントはブルーカラーですよね) ひたすらM&Mになりそうなカルテのレビュー。 あと自分の州免許のアプリケーション(これは仕事と関係無し)。 今は上司から降っ…

adminの月

レジデント最終学年になると、実際シフトに入るのは年の半分(!)他は、選択2ヶ月、中毒1ヶ月、教育1ヶ月、管理運営一ヶ月、(休暇一ヶ月)と、ちょっと風変わりの勉強が多くなります。これは4年制レジデンシーの特徴かもしれません。給料が一年間余計に安…

レキシントン

今日もレキシントンのブラウン家にお呼ばれしてきました。 今回はピザパーティ。ブラウン、ピークとともに明日仕事があるので早めに切り上げましたが、毎月こういうのがあるのは楽しみですね。ついでに、レキシントンは米国独立の記念碑的な名所。ミニッツマ…

学会貧乏

9月と10月は学会が立て続けです。 9月にはギリシャのコス島(ヒポクラテスと酒の神バッカスの生誕の地だそうです)にて、地中海救急会議(AAEMとヨーロッパ救急学会の合同開催)。奥さんなしでリゾートにいってきます。 10月にはほぼ同時に学会二つ。 まず…

二日間のシミュレーション

昨日と今日は、医学生さんの教育。本格的に仕事が始まるのは来週、すこし時間があるので、 ピカピカの(1−2週間め)学生さんにシミュレーション教育のボランティア。バイタルサイン、生理学、病態生理あたりを中心に。 MCATという医学部入学試験のおかげで…

弁護士と話す:ビザ

といっても医療過誤で訴えられた訳ではありません。 弁護士と話すのは初めてのこと、ちょっと緊張しました。 話題はビザについて。戦略的思考に欠けていたせいでJ1ビザという、外人医師に忌み嫌われるビザで米国にいます。これがあると、様々な制約がある。…

Donald H. McGannon

Leadership is a behavior, not a position.

卒業後の進路

卒業一年前にあたる7月1日には決まっていたのですが、大学院があったり、お世話になった人にいろいろと話していたりと、ばたばたしていました。 4,5,6月とかなり真剣に悩みました。 結論は、EMNetという救急の多施設研究ネットワークの臨床研究フェローをや…

出会いと別れの季節

日本ならば春ですが、 こちらでは夏頃が、出会いと別れの季節になります。レジデントは6月末で卒業。7月にはフレッシュな研修医で病院がにぎわいます。 大学院も9月から授業開始。そろそろオリエンテーションが始まるようです。 S先生も、2年間のシミュレ…

EMAミーティング、無事終了のようです。次回は2月!

今回も行くことができずに、本当に残念です。 コアメンバーのみなさんの努力(ひとつのmeetingを企画、運営するって大変なこと)と来て下さった70名の方々に感謝です。いいなー。本当に行きたかった。 いきなり宣伝ですが、次回は 2月25日土曜日、名古屋第2…

のど元すぎて

来年の夏にとろうと思っている講義。 一年すると興味が変わる可能性大(飽きっぽく、すぐ目移りするダメ性格)ですが、忘れないうちに。 サマー1 1.倫理:必修。結構評判が高いので楽しみ。確かに救急医療、トリアージ、公衆衛生と日々やる仕事の背景には、…

サマー2、終了。でも締め切りあり。

集中講義が終わるのは嬉しいような、悲しいような。毎日のリーディングと宿題から解放される反面、現実(研修医生活)が間近に迫ってきます。 でも次はAdministrationの月だから、体力的にはそんなに大変ではなさそう。 ほっとしたのもつかの間。放っておい…

サマー2もそろそろ終了

6週間はあっという間です。残すところ、あと1日。 これで大学院も2/3が終わってしまいました。こんなんでいいのでしょうか。 課題もプレゼンも終わり、最終日の明日はゆっくり授業に出ようと思っていたのですが、甘かった。 Trialの授業で、みな課題と…